スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

ピーナツ売り

peanut.jpg

ふと以前に聞いたピーナツ売りの話を思い出した。
売り子を40人程抱え、毎日小売人にピーナツを卸している。
一人当たりの売上の合計が1000ペソとしても、毎日40000ペソの売上、
小売人のコミッションを払ったとしても、一日の当たりの純利益は相当なものである。

そういう意味ではフィリピンでのスモールビジネスとしては最もフィリピンらしいと言えるのかもしれない。
全てに置いてコミッション制をとっているこの国、物販もさることながら、マッサージ、はたまたモールの売り子ですら
自分のお客が物を買うとポイントが貯まり、特典があるとのことである。

形のよく捉えられないビジネス、ピーナツ売リもそうであるが、不動産の売買をするブローカー、彼等などはコミッションそのもので生活を支えている、所謂フルコミッションというものである。
もっとも不動産仲介一件当たりの金額が大きいので年に数物件仲介すれば収入は十分に得られるのかも知れないが、直ぐに右から左に売れるということではないのは確かなことである。

庶民がよく利用するジプニー、トライシクル、バスなども、その日の売上によってドライバーや添乗員の収入が決まる。
大概は乗客を乗せる乗り物は所有者が別におり、ドライバーは所有者に対して毎日の売上の中から定額を支払う制度になっている。
所有者は何もせずに毎日収入があり楽なようであるが、メンテナンス費やら登録費用は所有者が負担するが、それを考えると、なかなか楽な商売とは言えないかもしれない。

兎に角全てにおいてコミッション制度が導入されているこの国では、ニコニコと笑って何かを売ろうと近寄って来る売り子やセールスマン、愛想の良さの裏側には本人の収入がかかっているが故という気がするのは私だけであろうか・・・
完全雇用制のメイドや、プライベードライバーなどは決して愛想など良くなく、何かを訪ねても面倒臭がる場合が多いような気する。

そういう意味ではそうした制度をうまく利用しながら、小売人を多く抱えるスモールビジネスは、ある意味庶民の中のサクセスストーリーなのかもしれない。
自分達が食事をしていて他人が通っても、「カイン・タヨ」(食べましょう)と声をかける元来持つ国民性に、殺伐としたフルコミッション制の収入が似合うかどうかは疑問の残るところである。

 
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。