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戸惑う度量衡の複雑さ

現在知人の店舗作りの手伝いをしているが、毎回思うことであるが、材料を買い求める時の単位が数種類の使い分け、これでは実際に買い求める際に外国人などは特に戸惑うであろう。

売っている側はその単位の違いなど気にせずに、CmやInchやFeet、はたまたYardまで使った単位で何が欲しいのか聞いてくる。

実際に木材を買おうとするとメートル法での買い付けは難しいことに遭遇する。
例えば5cm角の長さが2mの角材を買おうとすると、そのまま言ったのではその材料はフィリピンには存在しないことに気付く。

買い求める時は2Inch×2Inch×7Feetという物が一番近いサイズになるが、実際には2Inch角は存在するが、長さが6Feetという物は販売されておらず、8Feet、10Feet、12Feetという長さの物の中から選ぶしかない。
即ちInch単位とFeet単位が共有されたサイズ表示になるということである。

これが釘などになると更に難しくなり、1Inchの長さの釘はDe Uno、2inchの長さになるとDe Dosというスペイン語の長さの表現となる。

更に言えば布地などはYard単位の販売となり、咄嗟にはその長さ自体が頭に浮かんでこない。
そうした中で土地の職人たちは実際の長さの単位は解らないままに、そういう買い方が当たり前になっているというのが奇妙な部分でもある。

大手の日本では「ホームセンター」と呼ばれている店も存在するが、そこは現物を手にとって買えるだけまだましであるが、品数が多いだけ更に複雑な買い物を強いられる。

売り場の担当員に聞いても此方の質問に答えられる人間は必ずしも的を得た回答をしてくるとは限らず、更に買い物の難しさを実感することになる。

金物店や建築材料店でよく見かけるのは、男性客も確かに多いが、女性客も多いのに驚かされる。建築材料を女性が買い付けに行くシーンを日本では見かける事があるだろうか・・・

フィリピンでは今必要な材料分だけを仕事をする人間のリクエストに答えて、発注主が材料を買い付ける場合が多いのだが、家計を握っている女性が買い付けをするということなのであろう。

因みに液体物はKgとガロン、リッターで表現しなければならないので、これもまた戸惑うところでもあるが、釘などもKg単位の買い付けであるから慣れていないと的を外れた量を買うことになりかねない。

先日ドアの交換用ロックキーを買いに行った際の出来事であるが、その部品を持っていけば間違いないと言うことで現物を持って買いに行った。

それと全く同じものは無く、同サイズの物を買い求めてきたが、取り付けを完了して鍵をかけたら、外から鍵が開かない。何とかして鍵を開けて点検したら、そのロックキーユニットが設計の段階で不良品であると判明した。

早速交換して貰いに買った販売店に行ったが、そこでも又一悶着、交換する代替え品が全て同じ状態で鍵が回らない。同等品を売り子が探して持ってきたが、今度はレジで支払いしようにも現物が行方不明、在庫が1個しか無く、担当の係員が何処かに仕舞いこんで、結局鍵を1個買うのに30分以上の時間を要した。

材料の調達の時間は何事も合理化された日本とは大きくかけ離れており、買い物をするだけで待たされて疲れるだけではなく、実働の作業時間の無駄をなくすには、事前の段取りと材料の調達方法を熟知していない限り無理な話である。

こんなことが普通にあるフィリピンでは、買い物にも時間と無駄なやりとりが多いが故に家が完成するまでに一年以上かかる場面も珍しくないが、建築費用が足りなくなりストップするという違う角度でも時間がかかる現場も多いようだ。

そんな状態の中で仕事をしなければならないここ国では、一つ一つの出来事でカリカリしていたら本当にノイローゼになってしまう。
焦らず急がず、予定は未定、これも必要なことだと感じる今日此の頃である。






 
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フィリピンの医療

先日から知人であり仕事のパートナーの店作りを手伝っている。
そこでの出来事であるが、とある材料を切断用サンダーで切っていたいた際にその切り屑が目に入ってしまった。

目にゴミが入るなんて事は、これだけ生きていると過去に何十回も経験しているが、今回も軽く考えていた。
ところがその日の晩のことであるが、眼がゴロゴロして目を閉じると瞼の裏が痛くて眠れない。
結局その晩は一睡も出来ずに朝まで過ごした。

次の日に悪あがきではないが、目を水で洗浄したり、目薬を注したりと相当色々と試みたが、やはりその晩も同じで眠れない夜を過ごした。
眠れない夜という曲があったが、考えことをしていて眠れないというのは良くあることだが、片目は強烈な眠気、しかしもう片方の目は強烈な痛み、こんな拷問のような夜をやっと通り越した朝には、無言で眼科医に向かっていた。

日本であれば心配なしで直ぐに病院に向かうところであるが、ここフィリピンでの医療となると病院選びも慎重になってくる。
行く病院によっては的確な治療をして貰えずに、病状が更に悪化したしたなどいうことも有り得る。

先々月のことであるが、カミさんも肺に水が溜まる「肺水腫」という病気になり、約一ヶ月間入院して来たという経緯もあり、病院選びは慎重にならざるを得ないが、今は完治に向けて体調も戻ってきている。
取り敢えずまともな治療を施して貰ったということであろう。

フィリピンで暮らしていて自分が病気になった時のことを事前に考えている人がどれだけいるであろう。
現地の人でさえ病気やアクシデントに備えて蓄えをしている人など殆どいないのではなかろうか・・・・・。
先日お客さんでも有りインターネットでも偶にやりとりしていた方が急逝された。

その方のお世話を最後までやり遂げた方のブログでも書いてあったが、此方の病院は治療代を先にデポシットしないと先の治療に進めないという事が現実なようである。
ということは先にお金を払わないと助かるものも助からないということに繋がるわけである。

輸血などを要するフィリピンでは珍しくない蚊による伝染病の「デング熱」なども、輸血用血液の代金は先払いでないと輸血を受けられないということも知人の経験話を聞いている。
正に「地獄の沙汰も金次第」という言葉はて嵌るかどうかは分からないが、現にそういう医療体制だということは否めない。

ではそうした代金を支払えない人達ははどうするのだろうという疑問が残るが、実際には治療費の安いセンターと呼ばれている公共の施設が有るとのことであるが、押して知るべく医療機器も医療技術もプライベートの病院とは比較にならないということである。






 
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